2021年07月17日

 

仕立て上がった着物の受け取りと、お手入れで預けた大島にトラブルが起きたと連絡があり、着物屋さんに行ってきた。

お手入れに出した大島の裏地が縮んで表地との釣り合いが取れなくなったらしく、今日は考えられる原因と、対策について話を聞くことになっていたんだ。

去年の年末大島の洗い張りと仕立て直しをしてもらった。朱色の八掛は時代遅れ&年齢を考えて新しくしたんだけど、胴裏はまだ使えるからそのままにしましょうと言われ、替えないことにした。新しくしなかった胴裏を替えた方が良かったのかな?それだと+10,000円だな…なんて考えていたんだけど、素人では思いつかない解決方法を提案された。

それは…今の胴裏を徹底的に縮ませて仕立て直すという方法。大島から裏地を外して、胴裏は全て解き、徹底的に縮ませて再度仕立て直す。

…ご主人、天才ですか?(笑)

この着物屋さんは地元の和裁士さんだけに仕立てを出しているから、細かい打ち合わせが出来ると聞いていた。他にも縫うものによって和裁士さんを選んだり、同じお客さんにはなるべく同じ和裁士さんに仕立てを依頼するようにしているとも聞いた。和裁士さんにも縫いグセがあって、同じ人が同じように縫うことで着心地が変わらないそうだ。

今回の大島も、前回仕立ててくれた和裁士さんが着物の状態を見てくれて、快く縫い直しを申し出てくださったらしい。着物屋さんも和裁士さんもそれが仕事だからね、嫌とは言わないとは思う。でも、トラブルに対して原因と改善策をいろんな人が考え・提案・実行してくれることが有難かった。着物を着て欲しい・大切にして欲しいという思いが伝わってきて、それも嬉しかった。

着物はあくまでモノだけど、気持ちのある人が仕立ててくれた大島は、単に母からもらった着物というだけではなく、私にとって新たな意味を持つような気がしたんだ。

大島が戻ってきたら大切に着なくちゃね😊

posted by おさかな at 20:42
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