2000年01月09日

入院中の経過

*さかなのひとりごとに置いていたデータをコピーしたものです*

日付けが変わってから生まれた赤ちゃん、看護婦さんからは「元気だったら明日にでも同室になるかもよ。」と嬉しいけど意外な言葉。まるで普通の産婦さんと同じ対応だったけど、不適合なんだから少し考えて欲しいなぁ・・・。期待してしまうもの。朝方病室(入院した時の仮の病室)に戻り、午前中に自分の病室(6人部屋)に入りました。恐れていたことが赤ちゃんに起こるのに、そう時間はかかりませんでした。「黄疸が出たから。」光線治療と感染の可能性もあるので点滴、NICUでの治療が始まったのです。

前回出産した総合病院にはNICUがなく、新生児室で囲いをされての治療でした。面会規定もしっかりしておらず、看護婦さんによって言うことが違う状態。ガラス越し面会のために看護婦さんを呼びつけるのもためらわれるし、自分の退院後に授乳のため面会に行っても、授乳が終わったら帰らなくてはいけません。某病院ではNICUの面会は3~4時両親のみでしたが、1時間しっかり会える上状態が良ければおむつ交換&授乳&だっこも可能、担当看護婦さんや担当医からその日一日の詳しい治療や様子を聞くことが出来ました。

出産当日も当然面会可能でした。看護婦さんにそう教えてもらったけど・・・怖くて面会に行くことが出来ません。治療について聞けたりだっこ出来ることを知らなかったので、前の病院のように見るだけだったら・・・そう思うと辛くて行く勇気がありませんでした。そのくせ、面会時間中赤ちゃんのことを考えてベッドで泣いていました。(産後鬱も入っていたのか!?)

翌日の面会(産後1日)は思いきってNICUへ面会に行くことに・・・。NICUでは感染予防のため徹底した衛生管理になっています。入り口からはNICU専用のスリッパに履き替え白衣&帽子を着用、そのあと消毒液で手洗いとうがい。(手洗いは腕まで)いよいよNICU、超未熟児の赤ちゃんをガラス越しに見ながら奥へ奥へ・・・私の赤ちゃんは一番奥の部屋で治療を受けていました。コット(赤ちゃんのベッド)におむつだけの姿のまま光線治療器が3台、点滴もしている・・・。担当の新生児科のS先生からの話しでは、かなり黄疸が強いので光線治療器を3台使用しているとのこと。(E不適合の特徴は、他の不適合に比べて黄疸が強いことだそうです)ミルクを大量に飲ませ沢山光線を当てて早く黄疸がひくようにしているが、このまま黄疸が良くならない場合は交換輸血をするという話しでした。

入院中もう一度家族3人の血液検査があり、仕事の忙しい主人に無理矢理来てもらい採血。

*結果*
胎児血 D:+ C:3+ E:4+ c:3+ e:4+
母 D:4+ C:3+ E:- c:- e:4+
父 D:4+ C:- E:4+ c:4+ e:-

赤ちゃんの退院までだっこ出来ないと思っていた私には、先生から丁寧な説明を受け赤ちゃんを面会時間中抱けたことは本当に嬉しいことでした。ただ、母乳については黄疸が悪化する可能性もあるので禁止されました。(涙)点滴は3日くらい、光線治療は7~8日(最後の方は台数が減っていった)。2人目の子も同じ光線治療を受けていましたが、今回はもっと大変なようでした。2人目は1台の機械を7日当てましたが今回は3台を約7日、単純に3倍の量です。大量の光線で体温が異常に上昇するため、氷枕をお腹に当てながらの光線治療・・・。最後の方には、おむつかぶれや汗疹も出来てしまい可哀想でした。(湿疹と比べられる病状ではありませんが)それでも面会の時間だけが入院中の楽しみだった気がします。

今回も退院は私ひとり。赤ちゃんはNICUに入院したまま・・・。自分の生んだ赤ちゃんと離ればなれになるのは辛かったですね。(ちょっとオーバーですが距離があったので)仕事を休めない主人に代わり迎えに来てくれた主人の両親と2人目の子に赤ちゃんの顔を見てもらえたのが救いでしょうか?(ガラス越し面会で光線治療のため、おめめも保護したままでしたが(^^;)

私の退院時の赤ちゃんの様子(光線治療器の台数が減っていた)から赤ちゃんの退院も遠くないようでした。それでもやはり赤ちゃんを病院に預けっぱなし・・・ということは出来そうにありません。「体を休めた方が・・・。」というアドバイスももらったけど、赤ちゃんに会いたい気持ちの方が勝り上二人をおばあちゃんたちに頼み、毎日電車で面会に通わせてもらうことにしたのです。みんなは私の体を心配してくれたけど・・・赤ちゃんに会えると思うと何も苦にならなかったから不思議。たった1時間の面会のために往復2時間以上かけての通院。面会に行きお乳をあげておむつを替えて、あとは面会時間ぎりぎりまでだっこ。当然寝顔ばかり見ていることにるけど、それでも満足でした。「明日もまた来るからね♪」それが私と赤ちゃんとのお約束。

治療のかいあって赤ちゃんの黄疸も少しずつひき、やっと退院の日を迎えることが出来ました。全部で10日間の治療、これは2人目と同じ日数でしたが内容は大違い。光線治療器の数から考えて、3倍ひどかったことになります。「不適合は妊娠回数に比例して症状が出る」は本当でした。

退院の日、主人とふたりで赤ちゃんを迎えに行きました。NICUからの退院は赤ちゃんのみなので荷物もほとんどないし、とても静かな退院でした。翌月の1ヶ月検診までは通院の必要はなかったので安心して帰宅しました。

今回赤ちゃんの入院にかかった費用は3割負担で10万円前後と記憶しています。私の住む市では5才の誕生月まで乳幼児の医療負担があるのですが(平成13年度より)県外の病院の場合、窓口で一時負担しなくてはいけません。(後日申請すると返ってはきますが・・・一時負担でもかなり辛いですよね?私だけかしら?)逆に言えば県内ならお金の心配(医療費のみですが)はいらないことになります。他にも、県内だと使える妊婦検診の無料になる用紙も県外では使えません。ハイリスクで県外で通院&出産される方はそういうことも調べておいた方がよいと思います。(我が市でも平成15年現在、無料妊婦検診の紙が他府県でも使えるようになったそうです。但し乳幼児医療者証は県外では使えません。一時負担の後申請して返還されます)
posted by おさかな at 15:41| Comment(0) | 血液型不適合妊娠 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください