2005年12月31日

2005年

*サイトデータの一部をブログに移行したもので、実際は過去の記事になります*

*1月~6月
この半年は今までとは違い大きな変化のある時期でした。1月の術後間もない状態でやっと術足荷重をし始めた程度から、半年後の6月には多少体の揺れはあるものの1本杖で日常生活が送れる程度になっています。その間の詳しい経過についてはかなり長くなりますので、下記リンクの退院後の経過を見て頂きたいと思います。もっと細かく、日々不安になったことなどは日記の該当頁をご覧ください。
注:サイト自体がなくなったため日記は削除されています

この半年の術後経過は順調だそうです。レントゲン上も問題なく、植えた骨の根元部分が硬化してきており、屋根の隙間に入れた細かい骨が均一化されてきているとのことでした。

歩行能力については、両松葉免荷の状態から1本杖全荷重まで、すんなりとまでは言いませんが徐々に移行してこれたと思います。6月現在術足全荷重は出来ますが、体が傾いてしまう状況は改善出来ていません。もっと力がついてこないと無理だそうです。先生のチェックでは杖があってもなくても体の揺れはあるようです。杖ありよりは杖なしの方が揺れるそうですが、何気なく見ている程度(普通にまわりの人が凝視せず見ている程度)ではものすごく跛行が気になる程ではないそうです。杖なしでステージ上を歩いても、特にひどい跛行が見えることはなく大丈夫じゃないかな?と言われました。とは言っても体の揺れがあることから、普段はまだ杖をつくよう指示されています。

筋力の回復については自分で客観的に確認する方法を知りません。毎日の筋トレは同じ運動を繰り返しているだけなので、どの程度力がついたかまでは確認出来ないのです。診察の際に仰向けでの足上げや横向きでの足上げチェックがあったので、それをやって上がり具合を確認しています。入院中はほとんど上がらなかった足上げでしたが、術後3ヶ月検診の頃は多少上がるようになりました。その後、一時期足上げがスムーズになってきて喜んでいたのですが、最近ではまた上がりが悪くなっています。MICに見てもらった所せいぜい30度くらいらしいです。(45度くらい上がってると思っていたのに!(><))極たまに調子の良い時にはストレスが少ない状態でもう少し上がる時もあります。術前は左右の違いは極端にはありませんでしたから・・・まだまだということですね。(苦笑)今後も毎日筋トレに励みたいと思います。(^^)

1本杖を使用しての生活をしていますが、日常生活において不便なことはありません。退院して間もない頃は歩くこと自体に限度があり体もあちこち痛かったのですが、家事においては疲れやすいこと以外に不便は感じませんでした。但し、作業効率は悪かったので時間はかかりましたけどね。(笑)退院後車の運転は可能だったので通院、買い物はひとりで行けました。片松葉までくらいは持てる荷物の量がしれていたのでダメでしたが、1本杖になってからは買い物も平気です。食料品等は生協の個人宅配を利用しているので荷物は家の中を移動させるだけ、外へ買い物に行く場合は杖をカートにひっかけてカートで買い物をします。料理は手抜きばかりですが、退院当初より立ち仕事が出来ないということはなかったので困ったことはありませんでした。掃除は最低限、2階の存在は敢えて無視(笑)、掃除機をかける時は掃除機を杖代わりに移動していました。(笑)洗濯は洗濯かごにキャスターをつけて移動していますが、面倒なのですぐに自分で持ち運びするようになってしまいました。干場は以前はお勝手口(段差がある)横にあったのですが、今は段差のないウッドデッキに干しています。今はもう段差があっても大丈夫なのですが・・・杖を使っている間は段差のない場所に干しておこうと思っています。重い物の持ち運びは可能です。杖がないと歩けないわけではないので、杖を外せば何でも運べます。布団や米、子どもなど。(笑)先日は資源回収もしてきました。でも・・・無理をすると当然足は痛くなります。

日常生活は難なくこなしていますが、足の痛みはまだあります。退院して暫くの間までは体の動きのぎこちなさの方に目が向いていて痛みもそんなに感じていませんでした。でも、体がスムーズに動くようになるにつれ、表立っていた不自由がひとつふたつ取れていき、最終的残っていたのが足の痛みでした。(笑)歩行時のするどく刺すような痛みはほとんど感じませんが、鈍く刺し込むことはあります。今は刺し込むよりも歩行時のど~んとした痛みやだるさ、座ったり寝ているときに感じる鈍痛の方が頻度が高いです。いずれも、「痛くて歩けない!」という程のものではありませんし24時間痛みっぱなしではないものの、痛みを感じない日はありません。痛みは今後減って行く可能性もあるけれど、もしかすると残るのかもしれないですね。手術の目的自体が「症状が少しは楽になるだろう」「軟骨の減り、変形の進行が遅くなるだろう」ですから、あんまり期待が大きくてもがっかりしちゃうかもしれない・・・と思っています。とりあえず、ある程度筋力が回復しないことには結論出せませんね。レントゲンを見る限り術前より骨盤の傾きが改善されているようなのでまだまだこれからなのだと思います。術足のしびれやしびれから来る痛みは範囲は狭くなってきたものの継続中。3ヶ月以上しびれの残る場合はなくなるのに1年くらいかかるという説と、範囲は狭くなるもののある程度残るという説があり、私はどっちになるのか自分で観察中です。知覚麻痺だけなので運動障害はありませんが、疲れるとその部分が痛くなりますし、感覚がにぶいので触ると気持ち悪いです。

今の状況を詳しく書くと「手術なんか受けない方がいい!」って思われてしまいそうですね。(笑)手術の効果があったかどうかなんて、すぐには分からないことなんだと思います。20年後、60歳近い私が人工関節にせずにある程度のQOLを保つことが出来ていたら・・・今回の手術は大成功と言えるのだと思います。(笑)もしそうならなかったら・・・?それはそれでいいと思う。現時点で出来ることを精一杯したわけだからね。本当は先のことが知りたいところだけれど、それは無理。その時その時に出来ることをやっていくしかないんですよね?えらそうなことを言いつつ、実生活では痛いと「痛いじゃんか~!うっとうしいな~!」と悪態つきつつ、ちょっぴり(?)出来損ないなあんよと毎日付き合っています。(笑)術後3ヶ月、半年の次の外来は術後9ヶ月後の9月です。杖なしの許可がもらえるよう、文句言いつつもがんばりたいと思います。(^^)

*7月~9月*
9月に術後9ヶ月の診察を受けて来ました。前回の診察から3ヶ月が経ちましたが、自分としては変化は感じていません。家の中は杖なし外は杖ありで動いています。杖がなくては外を歩けないということはありませんが、負荷(階段・勾配・重量物・長距離)にはかなり弱いようです。そうは言っても痛くて歩けないということはほとんどないので、歩くことに不自由している感じはありません。(^^)負荷に対してはかなり弱いことは認めますが、ちょこちょこお出かけする分には十分な力は出て来たのではないかと思います。その証拠に、夏休みは子どもを連れてあちこち出かけました♪

診察の結果、前回のレントゲン撮影から3ヶ月しか経っていないこともあり、大きな変化は見られませんでした。時期に応じた落ち着きは見られるのですが、今後どうリモデリングしていくのかは術後2年くらいまで分からないそうです。落ち着いてくれば痛みもなくなると先生に言われたので、ちょっとだけ嬉しくなりました♪術後4年の患者さんのレントゲンを見せてもらいましたが、大腿骨頭にきれいに沿ったなめらかなカーブの屋根になっていました。「こんな風に落ち着いていってくれればいいんだけど・・・」と先生。そうですね、私もそう願います。(笑)

現在の痛みの度合いを確認されましたが、あまり変わりありません。一度だけ歩けない程痛い日がありましたが、時間が経つことで良くなりました。歩行時の痛みは普段感じませんが、座ったり寝ている時の痛みは毎日あります。我慢出来る範囲ですし、寝付きにくいことはあっても寝られないほどの痛みではありません。術足の知覚異常については縮小も改善もしていません。普段は触らない限り違和感はないのですが、たまに麻痺部分が痛かったり違和感がある時があります。知覚麻痺だけで運動麻痺はありませんし、痛いのも感覚の問題であって股関節症への影響はないようですから結局はそのままということになりそうです。(知覚麻痺については先生に報告するのを忘れてしまいました。報告しても何か変わるわけじゃないですけど・・・)

今更こんな話しをするのも恥ずかしいのですが、実は私・・・自分の病期を知りませんでした。聞こうと思いながらもなかなか聞けなくて・・・60日余も入院していて先生と100回以上話しをする機会があったにも関わらず聞けずに退院。(笑)今回やっと病期を教えてもらいました。右足については初期で止まっているそうです。左足は初期ですが関節の間が狭くなっている部分があるそうです。それでも進行期と言うにはまだちょっと早いとのこと。但し・・・単純に病期でくくれない程の変形がもともとあるので、簡単に◯期という風にはいかないし、そのせいで病期と症状が合わないと言われました。変形性股関節症で問題になる関節の隙間よりも、適合の悪さの方が問題だそうです。

術前説明では3~6ヶ月のうちに外せると言われた杖ですが、前回術後6ヶ月の診察では許可が下りませんでした。診察で歩行を見てもらい「歩容改善」とカルテに入力され、「前(3ヶ月前)はもっと悪かった」と言われました。3ヶ月前の時に「その歩き方じゃ杖外せんでしょ~」と言われつつも、「演奏会で杖なしでステージに立っても足が悪いことはあまり目立たない」と言われていたので自分としては結構上手に歩けているつもりでした。正直言ってかなりイケテイルと思っていたのですが、先生の口ぶりでは今回もまだ合格点に達してはいないように感じました。先生・・・私モデル志望じゃないんですけど?(笑)杖については、「何かの時には外してもいいと思うけど、お勧めはつくこと(笑)」と釘をさされました。(><)「杖をはずしてもいいよ」ともし言われたとしても、自分が負荷に弱いことは自覚しているので単純に喜ぶことは出来ないのですが、せめて「自信あるなら普段は外していいよ。でも、距離歩く時や痛い時はついてね♪」と優しく言って欲しかったなぁ。(笑)わがままな患者すぎかな?(笑)そこまで歩行レベルが上がれば先生も優しく言ってくれるはずだから、もう少し頑張らないといけないんでしょうね~。以前はうるさく言われた筋トレも「筋トレは趣味にしてやってって(笑)」とのことです。他の患者さんには「日常生活が筋トレになるから」って言ってるくせに私には言ってくれないんですよね・・・日頃何もせずにゴロゴロしているのがバレているのかな?(汗)次回の診察は術後1年になる12月です。いつも自信満々で診察に行っては撃沈して帰ってくる私・・・(そう言ったら先生笑っていました)、次回こそ撃沈しないようがんばります。(^^)術後9ヶ月の診察~無駄口バージョン~は、後ほど退院後の記録の方に載せますね。レントゲンも近日中にupします。

*10月~12月*
術後1年の外来に行って来ました。前回から3ヶ月しか経っていないことと急激な回復の時期は過ぎていることもあり、自分としては何も変わった感じはありません。痛みは以前よりは和らいだ気がします。以前は両ソケイ部が痛くどちらかと言えば術足の方が痛かったのに対し、近頃では反対の右足に痛みを感じることが多いです。左右の足では痛みの種類が違います。右足はソケイ部から内回りに足の付け根部分から中心へ向っての痛み、術足(左足)もたまにソケイ部の痛みは感じるもののこちらは大腿部痛がほとんどです。

この半年程で足の力は随分戻って来たように思います。無理(あくまで私にとっての「無理」ですが・・・)をすることが出来るようになり、日常生活の範囲でならスポーツなどを除けば出来ないことはあまりなくなってきました。杖なしでもお買い物程度なら十分こなせます。ただ、疲労感を感じるのは案外早く、少し歩くとすぐ腰が痛くなってしまうのが辛いかな?疲れてもヒドい歩き方まではいかないと自分では勝手に思っていますが、足の運びは悪くなるし杖がないと少し揺れてしまうのは自覚しています。

術後1年ということもあり、一通りの診察を受けました。レントゲンの結果は良好。挿入部の骨硬化(+)骨吸収(-)、もう少し移植骨の骨硬化が見られれば・・・のようなことを言われましたが、これは時間以外に解決出来ることではないので引き続き経過をみることのみ。現時点としては問題なしでした♪

久しぶりに片足立ちしての骨盤チェックや可動域チェックもしました。片足立ちは右はまあまあしっかりしていたけれど、左は以前より良くなったもののまだ下がるそうです。これが改善しないと完全に杖を取る許可は出ないのかもしれない・・・ゴムで中殿筋強化しないとダメなのかな?日常生活での回復程度では追いつかないのかもしれないなぁ。可動域は屈曲は左右100度と改善!但しこの数字、他動での数字。自力じゃそこまで曲がりません。(笑)外転は右30度左20度。これがいいのか悪いのか、私には良く分かりません。足して50度の開脚ではあんまり良くはないかな?(笑)ソケイ部や大転子部を押されたり叩かれたりして痛いか聞かれたけど、今も歩行時痛があるわけではないので痛くはない。痛くはないけれど、何て言うのかなぁ・・・違和感?不快感?は感じる。先生に足を曲げられたり、開かれたりすることにも痛みこそ感じないものの嫌な感じがある。言葉で表現するのは難しいけど・・・「私が」ではなく「足が」嫌だと感じる。痛みを感じるのはもちろん嫌だけど、痛くなくてもだるさや重さ・違和感・不快感は嬉しくはない。力をつけるより他に解決法はない・・・んだよね?(苦笑)

いくつか先生に聞きたいと思っていることがあったけど、今日も全部は聞けなかった。外来の混み様を見ちゃうと延々くだらない質問するのは他の患者さんに申し訳ないんだよね・・・。ひとつだけ、大腿部の痺れについてだけ質問してきた。術後合併症として起こる可能性が大きいと説明されていた大腿部の感覚異常。術後と比較すれば痛みは少なくなって来たけれど、ここ半年くらい状態は変わらない。「これは残るんだろうな・・・」ってもうずっと思ってたから、「ここの痺れはもう治らない?」って先生に聞いてみた。治って欲しいとか、治らないと困るとかいう意味じゃなくあくまで確認したかっただけでね。(笑)「あ~・・・。1年経っても全然変わらん?」ちょっと先生トーンダウン。「ここの場所を手術するとねぇ・・・今までのこともあるし・・・1年経っても変わらないと残る可能性もある・・・」って言われた。先生、いい話しする時と悪い話しする時の口調が違うんだよね~。「残る可能性がある」と言ってるけど、その話し方悪い時の口調だよ。(笑)

今現在まだついている杖についても聞いた。歩行チェックをしてもらったが、まだ少しだけ落ちること・片足立ちで骨盤が少し下がることからまだ力が足りない=普段は大丈夫でも疲れたり力が抜けると揺れてしまうだろうということで、今後も杖は臨機応変に使用することになりました。勝手に自分の判断で杖を外したって怒られることは絶対にないのを知っているけど・・・私としては勝手に取るのではなくて取って良いほどまでに回復したらそれをちゃんと認めて欲しいんだよね・・・。もちろん、生真面目に杖を使用しているわけじゃないから、都合悪いときは使わなかったりしちゃうんだけど。(笑)それはそれでいいと思う。ただ、足の声を聞きながら杖を利用していくことは大事なことなんじゃないかと思っています。自分では我慢して普通に歩けていると思っていても、プロから見れば分かってしまうだろうから・・・。自分が思っているほどきれいには歩けていないのでしょうね。ちょっとがっかり。(苦笑)

術後1年経って、良くなった部分と術前にはなかったのに出て来た部分の両方があります。手術にはリスクとリターンがありますが、私の場合今の程度のリスクで済んだわけですから十二分にリターンがあったわけです。(笑)日常の中での細々とした不都合がないわけではありませんが、我慢出来る程度でありそれを不自由に感じることはありません。痛みを感じなかった頃と比べても始まりませんから・・・これから1年は「1年前の今頃」を比較対象として、自分が回復してきた部分を見て行きたいと思います。思い返すのは楽しかったことばかりですが、それでもこの1年は怠け者の私でも頑張って来た1年だと思いますから・・・。(笑)たまには頑張った自分を褒めてあげたいと思います。(^^)

変わったことがない限り、次回外来は半年後なのでその頃更新の予定です。大イベント(手術)から時間が経つにつれネタもなくなっていきますが、今後もゆっくりと変化を続ける病気ですので、細々と更新していきたいと思います。気長にお付き合い頂きたいと思います。どうぞ、よろしく♪
posted by おさかな at 00:00| Comment(0) | 2004年左臼蓋形成術 | 更新情報をチェックする
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