2000年01月13日

変形性股関節症とは

*サイトデータの一部をブログに移行したもので、実際は過去の記事になります*

変形性股関節症とは、なんらかの原因で股関節の軟骨がすり減って痛みが出たり歩行困難になる病気です。(詳しく説明すると難しくなるので、興味のある方は検索をかけてみて下さい)日本人の場合、先天性股関節脱臼を患った人に多く、私もそうでした。これは脱臼の整復不完全で求心位不良となり、そのせいで臼蓋形成不全(股関節の屋根が足りない状態)がおこり、少ない面積で体重を支えることになり変形性股関節症に移行していくようです。

変形性股関節症には前期~末期までの4段階があり、症状も治療法も異なります。症状は足がだるい程度の症状から歩行困難まで、ひどくなると下着や靴下も自力では着脱出来なくなることもあるそうです。私も左足の開脚が悪いので、爪を切るのに工夫が必要です。

通常関節が悪くなるのはかなり年齢がいってからなのですが、この病気には整形的に若い年代が多いようです。治療には手術をしない保存療法と手術にわかれますが、手術を選ぶ場合にも保存療法は欠かせません。一般的に言われる保存法は、減量・杖の使用・筋力トレーニングでしょうか。でも、運動制限のある身には減量もトレーニングも難しいものがあります。(^^;保存療法で進行を遅らせることは出来るかもしれませんが、完治に至ることはないと思います。

痛みを取る手段として投薬(シップ、内服)もありますが、基本は手術のようです。手術が必要でない場合もあると思うので、手術の適応かどうかしっかりと診てもらってください。手術の種類はいくつかあり、それぞれに応じた術法で行われます。主なものは、臼蓋(股関節の屋根の部分)をくりぬいて外側にずらす方法と足りない部分に骨を足す方法です。前者の場合骨をずらすので足りない所は補われるが、移動したことで新たに足りない部分が出来てくるのが難点。利点は軟骨がついた部分を傷んだ部分に当てられること。(比較的初期の場合)後者の場合、骨を足すので足りない部分はないが軟骨がないこと。(他の部位から取ってくるので)しかし、年月が立つと軟骨様のものが出来てくるということです。(主治医談)他にキアリや外反骨切という骨切りもあるのですが、私自身は主治医より説明を受けていませんのでここでは省略します。

末期になると自骨による手術は出来なくなります。この場合は人工股関節への置換しかありません。人工股関節は回復も早く末期の方には良い方法ですが、適応が60才以上になります。人工骨が弛んでしまい再置換が必要なためです。(将来的にはもっと良い人工骨も出て来そうなので、その時まで自骨で頑張りたいですねぇ。(苦笑))現在の人工骨の耐用年数は10~20年程度なので、若いうちに人工骨にすると何回か再置換が必要になります。再置換の方が手術が難しくなりますし、耐用年数も短くなるので目安として60才以上が適用になっているようです。

変形性股関節症の人の生活注意点は、とにかく足に負担をかけないことに尽きます。重いものを持たない、長い間歩き続けない、足に負担のかかる靴をはかないことでしょうか。跛行があり、見るからに足の悪いのが分かれば別ですが、見た目では分からない場合は本人もまわりの人も特に気を付けないと無理しなくてはいけない状況に陥ってしまいます。ただ大事にしすぎて動かずにいると筋力が落ちてしまうので、痛みがひどい時以外は極端な安静はしないほうがいいかもしれません。
posted by おさかな at 00:00| Comment(0) | 変形性股関節症 | 更新情報をチェックする
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